前回の記事で、緊急事態の場合とは言え、話の途中でもいう事を言ったら電話を切る
といった話をしました。
この部分だけ切り取ってみると、とんでもない対応のように思えるかもしれませんが、
最悪、何も言えずにフリーズする状況は回避できます。
分からずに電話を切るのに気が引ける場合は…
とは言え、
「分からないのに電話切っちゃうのは気が引けるなぁ…」という気持ちもあると思います。
今回は、そんな悩みを解決するためにはどうしたらいいのかを考えてみましょう。
この場合、大事なのは「英語」じゃない
実は、英語以外がキーになります。
結論から言いますと、
『海外の担当者と事前に話をしておくこと』が大事です。
そもそも、『会社に海外から電話がかかってくる』という状況は
海外と取引がある会社で、担当者がいらっしゃる状況だと思います。
その担当者の方と電話の対応について確認をしておくとスムーズです。
「〇〇さんが不在の時は、メールして下さい、と言って電話切っちゃいますよ!」
「相手の社名は聞き取れる自信がありません。」
といった具合に。社内で確認が取れていればさらに楽になりますね。
会社に海外から電話でかかってくるケースはどんな場合?
今の時代、海外と仕事の連絡はほとんどメールで行われていると思われます。
見積や数字を伴う内容であればなおさらです。その上で電話をしてくるのは
緊急を要することかもしれませんね。もし、そんなことが時々あるようでしたら、
「緊急で電話がかかってきそうな時は言ってくださいね。」と話しておきましょう。
また、海外からの電話は全てがお客様からだけではなく、セールスかもしれません。
私の場合、海外へ展示会によく出かけていたので、展示会のホテル予約、展示会への出展などについて
海外からセールスの電話がかかってくることもあります。
(こういった電話に対する対応方法も記事にしたら面白いでしょうか?)
海外からの電話対策で「英語のフレーズを覚えればいい」というわけではないのは意外でしたか?
今回は英語のフレーズではなく、事前に社内でコミュニケーションを取っておくことで、
英語の電話がかかってきたときの心理的な不安を減らせます、というお話しでした。