大人になってから勉強する英語
大人になってから英語を勉強をやり直す時って
色々なことが不安になります。
本屋に行けば英語の本はズラリと並び、
ネットを開けば様々な英語の勉強法やすごい人が溢れています。
中には「ネイティブは~」など、間違いを恐れる日本人には
脅しに近いような怖いものもあります(笑)
ただ、英語を勉強していると言っても、学生さんから
仕事で使う方まで様々で一括りにできません。
そこで、今回は、
大人になって、もう一度、英語を勉強し始めた!
旅行や趣味で海外の人とコミュニケーションをとりたい!
という、あなたに向けた記事を書きたいと思います。
完璧を目指す必要はない
結論から先に言ってしまうと、
英語を書く、話す時に完璧を目指す必要はない
と思ってください。
「Masa! な、なに言ってるの~!? 誤解なく伝わっているか、
余計なことを言っていないか不安だYo!」
というキモチも分かります。ただ、ほとんどの場合で
必要以上に気にする必要はないはずです。
もし、相手に誤解があったり伝わり切らなかった時は
相手から何かしらのシグナルが発せられるはずです。
そんな時は、
Sorry, I didn’t mean that.
(ごめん、そんなつもりじゃなかった)
What I wanted to say was…
(僕が言いたかったのは…)
といった具合に言い直せばOKです。
大事なのは、あなたが今使っている英語はコミュニケーションツールであって、
テストのように文法を1つ間違えたらオシマイというわけではない
ということです。
逆にPerfectでなければならないのは、
通訳・翻訳などで公共性が高いプロの仕事をする場合ですね。
例えば、ニュース、映画や小説など成果物が
公になるものや、政府関係の仕事では完璧が求められます。
映画の字幕で間違った内容でリリースされてしまったら地獄ですよね…
このようなプロに求められているのとは異なり、
「自分が英語を使うのは楽しんでコミュニケーションを取りたいからなんだ。」
という事を忘れないようにしましょう。
逆転の発想
ここで、逆の立場を考えてみましょう。
「すいません」
どうやら、声をかけられたようです。
「タワシ、12時に東京、電車。ここから。」
明らかに日本語が自由に話せる様子ではありません。
この時に、
「オイオイ、ちゃんとした日本語じゃなきゃ返事しませんよ~!?」
という方はいらっしゃいますか?
文法が間違っていても、単語が間違っていても。
「ナルホド、ここから12時までに東京駅へ行きたいのかな」
ぐらいは踏まえて話をするじゃないですか。
なんなら、タワシは全然違っちゃうよ、との指摘も加えつつ。
これ、その逆も全く同じですよ。あなたが英語ネイティブでないと
相手が分かっていれば、それを踏まえて話をしてくれます。
趣味の話をしているのであれば、その内容にフォーカスして話をしています。
「おっ! きれいな景色だね!」「そのグッズいいね!」といった具合です。
海外旅行であれば、お店に行った時に英語を話してくれるよりも
きっちりお客様として買い物をしてくれたほうが嬉しいですから、
英語が喋れなくても丁寧に接してくれますよ!←経験談(笑)
語学の勉強はスポーツと一緒
英語はスポーツのようなものです。
サッカーをプレーしたいのであれば、
実際にボールを蹴ることが大事です。
いくら「メッシのスーパーテクニック集」を読み込んでも、
上手くボールを蹴れるようにはなりません。
くり返し、くり返し、間違いながら
何度も自分で練習をするしかないのです。
あなたがプレーするフィールドはプロサッカーリーグの
グラウンドではないはずです。
近くの公園でワイワイ言いながら楽しくサッカーをする。
その中には上手い人もいて、いろいろ教えてくれるはずです。
だって、そのほうがみんな楽しいから。
そんな気楽にボールを蹴るような感覚で、
間違いを恐れずに英語を使っていきましょう。
大丈夫です。
You will never walk alone.