以下、サロン記事
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おはようございます。
夏でもマスクをしているので、今年の秋は、皆のアゴラインがシャープになっているのかなぁと思っているキングコング西野です。
さて。
今日は、『あやかる・メイキング販売・ドブ板営業【検証編】』というテーマでお話ししたいと思います。
今日は新しい話をするのではなく(仕事が丁寧な男!)、昨日、一昨日とお届けしたオラオラした内容の「検証編」です。
それでは、どうぞ。
▼ 言われたとおりにやってみた結果…
昨日、『毎週キングコング』の収録の中で梶原君から、「たとえば、西野の言うとおりにしたら、誰でも(生活できるぐらいには)稼げるの?」と訊かれたので、「うん」と即答しました。
これはパフォーマンスでも何でもなくて、ある程度の経営者さんなら皆、同じ返事をされると思います。
ただし、そこには…
「でも、皆、言われたとおりにやらないよ」
という一言が付きます。
僕のこれまでの経験上、アドバイスを求めてきた人が【アドバイスどおり】に動くのは「20人に一人」ぐらい。
あとは皆、「そうは言ってもなぁ…」とブレーキを踏むか、自分なりのアレンジを加えます。
当然、アレンジを加えられると、それは僕のアドバイスでは無くなるので、責任を取ることができません。
※ちなみに、アドバイスを求められたからアドバイスをしたのに、「アドバイス通りには動かない」をされてしまうと、「僕の時間を返してよ…」と僕は思ってしまいます。ゴニョゴニョ。
そんな中、ごく稀に、アドバイス通りに動く人がいます。
「ホームレス小谷君」や、最近だとウチの新入社員の「セトちゃん」です。
彼らは、「とりあえずやってみます!」という日本語しか知りません。
あとは何も考えずに何かを食べています
頭は悪いです
▼ オフブロードウェイミュージカル『Poupelle of Chimney Town』のチャレンジで検証してみる
昨日、一昨日と僕が「これからの時代は、ココニは必ず押さえておいた方がいいよ」と言ったのは、以下の3つです。
・あやかる(二次創作)
・メイキング販売
・ドブ板営業(1対1のコミュニケーション)
この3つは、ここ最近のサロン記事のトレンドでもありますね。
先ほど名前を出した「セトちゃん」が担当している『Poupelle of Chimney Town』は、この3つを忠実に守っています。
「あやかる(2次創作)」に関しては言うまでもありません。
元ネタは絵本『えんとつ町のプペル』であり、加えて、「キングコング西野のコミュニティー」を巻き込んで展開しています。
少なくとも、サロンメンバーさんは「あの絵本がブロードウェイでミュージカルになるのかぁ。どれどれ…?」という反応を見せています。
これが、見たことも聞いたこともないオリジナル作品だったら、こうはなりません。
「メイキング販売」も、オンラインサロンのコンテンツとして、かなり早い段階から始めていました。
制作過程の曲や、制作者の葛藤を積極的に見せていき、コロナに襲われて打ちひしがれ、それでも立ち上がるチームの姿を包み隠さず見せていきました。
『西野亮廣エンタメ研究所』の方からすると、見慣れた光景かもしれませんが、本来の(これまでの)エンターテイメントは、この部分は「未完成品をお客さんに見せるなんて、もってのほか!」と徹底的に隠してきました。
『メイキング』といっても現在進行形のものではなく、後日(作品発表後に)、綺麗に編集されたものが届けられるぐらい。
サロンメンバーさんは、ニューヨークチームと近い温度で「はたして、公演の幕は上がるのだろうか?」と心配になったと思います。
その結果が、コレです↓
https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/1769
リンクを開くのが面倒な方に向けて、リンク先の内容をザックリお伝えすると…
3~4日前にセトちゃんが立ち上げた「ミュージカル『Poupelle of Chimney Town』のオンライン公演を開催したい」というクラウドファンディングに、現時点で【5,878,000円(894人)】もの支援が集まっています。
これは一つのモデルケースだなぁと思って、その動向を注意深く見させてもらっているのですが、面白いのが、このクラウドファンディングのことを積極的にシェアしているのは、「これまでに、セトちゃんが1対1の付き合いをした人」ばかりなんです。
さらに、このクラウドファンディングを詳しく見ていくと、実に興味深い結果が出ていることが分かります。
1万円のリターンで「セトちゃんとの飲み会に参加できる権」というのを、各都道府県ごとに出していて、基本、チケットは即完しているのですが、『山口』と『宮崎』だけは、チケットの売れ行きが伸び悩んでいるのです。
インターネットは全世界に分け隔て無くなく発信されていますし、まさか「『山口』と『宮崎』だけプペル人気が無い」ということもありません。
にも関わらず、『山口』と『宮崎』のチケットの売れ行きが伸び悩んでいる。何故か?
勘の良い方は、もうお察しだと思いますが、「ネットの発信は程々にして、1対1の付き合いをしてこい」という教えを守り、スナックの全国行脚をしたセトちゃんですが、実は、『山口』と『宮崎』だけ、まだ行けていないんです。
結局、これなんです。
何度も何度も何度も言いますが、最後にモノを言うのはの「ドブ板営業(1対1のコミュニケーション)」なんです。
ここを早めに押さえた人間が、今の時代のポジションを獲得できる。
今回、その結果があまりにも綺麗に出たので、皆さまに共有させていただきました。
最後にもう一度言います。
今の時代に押さえておかなくちゃいけないのは…
・あやかる(二次創作)
・メイキング販売
・ドブ板営業(1対1のコミュニケーション)
…の3つです。
この3つを守って進めているミュージカル『Poupelle of Chimney Town』の動き(※都度都度の結果)は、引き続き注目です。
とってもとっても大切な内容なので、どうか心に留めておいてください。
何度も同じ話をしてゴメンね
現場からは以上でーす。